今日は市政調査会主催による議員研修会でした。講師は昨年に引き続き、青森大学の佐藤敦先生です。佐藤先生は北側早稲田大学名誉教授主宰のマニュフェスト研究会の一員、議会改革について様々なことを提唱している方です。
今回の研修会のテーマは「議会基本条例の検証について」です。
奥州市議会は平成21年に奥州市議会基本条例を制定していますので、もう10年が経ちます。その間一度も見直してきませんでしたので、今年初めから条例検証が話題に上がっており、その流れで佐藤先生に再びおいでいただくことになりました。
議会改革・条例検証の先進事例をいくつか紹介していただく中で、そもそも見直す期間を条例に明示している議会があったり、検証の手法として議員間討議の重要性の話がありました。
奥州市議会は決して議員間討議が活発な議会ではありません。むしろかなり低調な方です。そもそも討議ルールすらありません。
常任委員会の活動強化であったり、政務活動費の領収証公開であったりで、マニュフェスト研究会発表の議会改革度ランキングでは大幅に順位が上昇した奥州市議会ですが、それに甘んじることなく、この議会基本条例検証に取り組む議会運営委員会に私は所属していますので、今回の研修を受けてしっかりと取り組んでいきます。