今日から令和元年度第3回定例会が始まりました。県内では県議会議員選挙も今日からスタートです(県知事選は22日から始まってました)。
普段の議会は午前10時から始まるのですが、今回は多くの市議が県議選に関係しているということで、異例ではありますが午後1時半からのスタートとなりました。
定例会初日は通常だと即決案件の他は議案の説明だけで終わるので丸一日かかるということはありません。本会議終了後に全員協議会が開催され、重要案件についてより時間をさいて説明があるときもあります。
みんなわかっていることだからなのか、「午後からやっても時間は足りるだろう」ということで27日の議会運営委員会で認められました。他人の選挙とは言え様々な関わりがあり、市議とはいえども政治家の端くれということで、こんなこともあるんだな〜と勉強になりました。
県議と市議の選挙に際しての関係というと、一般的には県議の選挙活動体制の中に市議が直接入ったり、応援演説や選挙運動に同行といったものがあります。また、総決起大会の際には来賓といった形で出席することもあります。
今回の奥州金ケ崎選挙区は定員5人のところに9人が立候補という、類を見ない激戦区となっています。ちなみに前回も8人が立候補してまして、議員の成り手不足が言われる中で「なんで奥州金ケ崎選挙区は…?」と疑問がわくのは当然なんですが、旧市町村単位での選出を求める動きが強かったり、国政政党と連動している部分があったりするわけなんです。
「お前は誰の応援につくんだ?」とよく聞かれるのですが、別に市議が県議の傘下にあるわけでもなく、そもそも私自身が強固な組織を持っているわけでもないので、私が「この人!」って言ったところで誰かが動くなんてことはないんです。私自身はどこかの陣営に属するということはありません。
選挙運動の一つに「選挙ハガキの発送」というものがあります。これは自分の政策を記載したり、推薦していただいた方のお名前を掲載したハガキを、有権者に向けて決められた枚数を発送するものです。
このハガキに私の名前を使っていただいている候補者が4名います。「優柔不断な奴だな〜」とお叱りを受けることもあるのですが、定員5人の中に入って欲しい4人、ということで推薦させていただきました。先述した総決起大会も、この4人の方に出席しました。
9人の候補者それぞれに特色があります。私と同世代の人たちはなかなか街頭演説を聞く時間もないでしょうから、まずは事前に配布されていたリーフレットを入手したり、ホームページやSNSをのぞいてみてください。
私が推薦させていただいた方のリーフレットはお貸しすることができます(差し上げることは、公職選挙法で禁止されている文書・図画の配布にあたるので、できません)。
「家族に頼まれたから」「地元の人だから」というだけでなく、その候補者がどんなことを考えているのか、を検討してから投票していただければ、と思います(ブーメランにならないように心します)。