初めての「ブリーフィングセッション」、無事に終了しました。忙しい中、6名の方に参加していただきましたが、思った以上に盛り上がりました。ちょっと細かすぎるかな、というところまで説明したのですが、議員の勤務実態(という言い方がいいのかはわかりませんが)について、まずは知ってもらえたのでは、と思いました。今の形がベストかどうかは別ですよ。あくまでも現状の話をしたまでです。
奥州市の議員報酬は月額36万円ちょっとです。一言「多い!」という声がすぐに出ましたが、説明した後は「逆にちょっと少ないんじゃないの」という声に変わりました。何をもって理想値とするかは市民の方々と今後話し合っていくことになると思うのですが、「優、ちょっと貰い過ぎじゃん!」という批判がこれで少しでも減ってもらえれば助かります(笑)。
とは言うものの、「お前、もっとできるだろう」という叱咤激励もいただきましたので、今後いっそう精進してまいります。
フリートークではいろいろな話が出たのですが、特にみんなが「お〜」と思ったのが、妊産婦のための宿泊施設を北上に作る、というアイデアです。奥州市では民間の産婦人科がわずかしかなく、半数以上が市外での出産です。主に北上ですが、タクシー券の補助があるとはいえ移動には相当の時間がかかりますし、その間、家のこともやらなきゃならないとなると女性の負担はかなりのものです。その負担を軽減するために、出産間近の期間、北上に泊まり込みで生活できる環境があれば通院も楽になります。そこに保健師さんによる指導や食事提供が付属すれば、なおさら負担が減るのではないでしょうか。男性もその間は北上から奥州市に通勤してもらうぐらいでいいと思います。
実現性の調査はこれからですが、奥州市は北上市・金ケ崎町・西和賀町と定住自立圏協定を結んでいますので、その中で取り組めば単独でやるより費用も相当抑えられると思います。
「ブリーフィングセッション」は今後も続けていきますので、もし「ここでやって欲しい」とか希望の時間等があれば、ご連絡いただけると幸いです。