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一般質問&議案審査

今日は同会派の高橋晋議員の一般質問と議案審査でした。

高橋議員が取り上げた内容は
  1. 持続可能な開発目標(SDGs)について (答弁者:市長・教育長)
    「誰一人取り残さない」を理念とするSDGsへの対応について
  2. 地域のお祭りについて (答弁者:市長)
    地域の誇りに配慮したお祭りの運営について
SDGs(エス・ディー・ジーズ: Sustainable Development Goals)とは、2030年までに世界が抱える問題を解決し、持続可能な社会をつくるために 2015年に国連で採択された17の目標と169のターゲットです。これにより、目指すべき未来を世界中の人々と語り合える「共通言語」が誕生しました。現在世界各国で、また日本各地でこのSDGs達成に向けた動きが加速しています。
 
奥州市は総合計画を定めそれに則って施策を進めています。この総合計画とSDGsは何ら相反するものでもありません。当局の答弁でも「計画を検証するための評価指標の作成に難しい部分もあり、そこにSDGsの具体的指標を活用していきたい、とありました。今後も高橋晋議員とともにSDGsのいっそうの活用・推進に取り組んで参ります。
 
2つ目の「地域の誇りに配慮したお祭りの運営について」は、観光事業としてのお祭り開催だけではなく、地域コミュニティーの維持・地域づくりという考えも持って取り組むべきではないか、という観点からの質問でした。少子高齢化が進む中、お祭りの開催が難しくなってきているのは全国的な傾向です。奥州市は基本的に観光担当課が対応していますが、関与する職員を増やし地域づくりの推進に当たるべきでは、という主張をどれだけ当局が受け止めたのか、今後の動向を注視していきます。
 
その後、各種の議案審議が行われましたが、令和元年度一般会計補正予算第4号の中で、奥州ふるさと応援寄附イベント運営業務委託料について質問しました。
ふるさとチョイスというふるさと納税のサイトを運営する会社が主催する返礼品紹介イベントに今年は運よく参加することができた(抽選)ため、4日分確保していたものを更に2日分追加して組むことで奥州市へのふるさと納税をさらに拡大したい、ということでした。
ふるさと納税に関しては泉佐野市の件で全国的な話題にもなり、6月に国の方針が改定されましたが、その影響についても尋ねました。
幸いにして4月から8月までにおいて、奥州ファンとして奥州市にご寄附いただいた方は、4月から8月まで、前年より3,500人多く、寄附額にしては、4月から8月までの間で約7,000万円と前年度より多いということですが、寄付が本格化するのは全国的に冬にかけてなので、まだまだ見込みは厳しいというのが私の感覚です。