23日と24日の二日間にわたって防災士講習会に参加してきました。この講習だと通常は仙台まで行かないと受講できないのですが、奥州市として防災士の数を増やしたいという考えから相当数の受講者を予め確保することで、奥州市で出張開催をしてもらえる、ということで今回の運びとなりました。
自主防災組織の方や地域で防災担当の方、消防団、それに私たち議員(5名)も加わっての受講です。
防災士とは、地域の防災リーダーとして日頃から防災・減災の取り組みの推進や指導、有事の際には避難所の運営に当たる役割です。
防災士の理念は「自助・共助・協働」です。「自助」とは、まず自分が生き延びないと人を助けることができない、ということ。「津波てんでんこ」の精神ですね。そして「共助」は行政の助けを待つのではなく、近隣が協力し助け合うこと。「協働」は、避難所の運営を誰かに任せっきりにするのではなく、その後の再建・コミュニティの維持のために一丸となって取り組む、ということです。
正直、講習・研修に参加すると眠くなることが多いのですが、今回はためになることが多く、学生時代以来、びっしりと勉強したという感じです。
最後の試験の結果は不安ですが…