令和2年第4回定例会、一般質問4日目のトップバッターとして質問してきました。
取り上げたテーマは①LGBTQ+への支援について、②厄年連・年祝連への支援について、の2件でした。
①LGBTQ+への支援について。これは昨年の12月、ちょうど一年前にも質問しています。今回はその後取り組みについて、来年度中間見直しを行う男女共同参画計画について、引き続きパートナーシップ制度導入の可能性についてを取り上げました。
すぐにパートナーシップ制度を導入する状況にはない、ということでしたが、印鑑登録申請時の書類から男女の性別欄を削除するなど、少しずつですが差別解消に向けて進んでいる印象でした。
パートナーシップ制度を導入している長崎市の例を上げ、パートナーシップ制度を導入しなくてもできる行政サービスがあるのなら、それを洗い出し、推進していくことができるのでは、と指摘したところ、今後も具体的に検討していく、という回答でした。
男女共同参画計画については文章上や指標上、子供たちへの教育・理解促進という部分だけが表記され、実際には大人に対しても研修会・講演会などを開催しているにも関わらず、それが表現されていない点を指摘し、もっとわかりやすい指標を設け、中間見直しのアンケートを実施する際にはより具体的な項目を設けることを提案しました。
パートナーシップ制度の導入はゴールではないのですが、理解促進のための周知手段としては最大の効果を発揮するものだと思います。しかしながら、東北特有、もしくは田舎の持つ感情というべきなのでしょうか、青森県弘前市のパブリックコメントを見ているとなんとも悲しい気持ちになります。
制度を導入することは、それに反対している人たちの価値を否定したり、ましてや排除するものではありません。制度を導入したからといって、反対していた人たちの生活が変わることはありません。ただ行政が認めた、というだけのことです。
まずは来年度の男女共同参画計画中間見直しに向けて、私も市民の一人として行動していきたいと思います。
②厄年連・年祝連への支援について。コロナの影響で祭りが中止となり、そうでなくても参加者減が続いている厄年連・年祝連について行政はどう考えるのか、ということを質す予定だったのですが、これは「支援について」という聞き方が良くなかったのか、正直、議論が噛み合いませんでした。
「今のままではこの素晴らしい伝統が無くなるんじゃないですか?そうならないように何か取り組む必要があるんじゃないんですか?」ということを主題にしたつもりが、形式ばった聞き方をしたことでうまく伝わらなかったようです。
それにジェネレーションギャプと言いますか、先輩方は「やって当たり前だ」という考えが強いようです。人口減少や社会情勢が変化している中で昔と同じことを求められても、更に参加者減に拍車をかけるだけなのですが、「やる気の問題。やる気があるならサポートする」との回答でした。
それでも「困っていることがあったら相談に乗る」との言葉だけはいただけました。最悪、「民間のことなので無くなったら無くなったで、それは構わない」という回答が出ることも覚悟はしていたので、まずはギリギリ、といったところでしょうか。
まだまだ自分の未熟さを感じた今回の一般質問でした。
取り上げたテーマは①LGBTQ+への支援について、②厄年連・年祝連への支援について、の2件でした。
①LGBTQ+への支援について。これは昨年の12月、ちょうど一年前にも質問しています。今回はその後取り組みについて、来年度中間見直しを行う男女共同参画計画について、引き続きパートナーシップ制度導入の可能性についてを取り上げました。
すぐにパートナーシップ制度を導入する状況にはない、ということでしたが、印鑑登録申請時の書類から男女の性別欄を削除するなど、少しずつですが差別解消に向けて進んでいる印象でした。
パートナーシップ制度を導入している長崎市の例を上げ、パートナーシップ制度を導入しなくてもできる行政サービスがあるのなら、それを洗い出し、推進していくことができるのでは、と指摘したところ、今後も具体的に検討していく、という回答でした。
男女共同参画計画については文章上や指標上、子供たちへの教育・理解促進という部分だけが表記され、実際には大人に対しても研修会・講演会などを開催しているにも関わらず、それが表現されていない点を指摘し、もっとわかりやすい指標を設け、中間見直しのアンケートを実施する際にはより具体的な項目を設けることを提案しました。
パートナーシップ制度の導入はゴールではないのですが、理解促進のための周知手段としては最大の効果を発揮するものだと思います。しかしながら、東北特有、もしくは田舎の持つ感情というべきなのでしょうか、青森県弘前市のパブリックコメントを見ているとなんとも悲しい気持ちになります。
制度を導入することは、それに反対している人たちの価値を否定したり、ましてや排除するものではありません。制度を導入したからといって、反対していた人たちの生活が変わることはありません。ただ行政が認めた、というだけのことです。
まずは来年度の男女共同参画計画中間見直しに向けて、私も市民の一人として行動していきたいと思います。
②厄年連・年祝連への支援について。コロナの影響で祭りが中止となり、そうでなくても参加者減が続いている厄年連・年祝連について行政はどう考えるのか、ということを質す予定だったのですが、これは「支援について」という聞き方が良くなかったのか、正直、議論が噛み合いませんでした。
「今のままではこの素晴らしい伝統が無くなるんじゃないですか?そうならないように何か取り組む必要があるんじゃないんですか?」ということを主題にしたつもりが、形式ばった聞き方をしたことでうまく伝わらなかったようです。
それにジェネレーションギャプと言いますか、先輩方は「やって当たり前だ」という考えが強いようです。人口減少や社会情勢が変化している中で昔と同じことを求められても、更に参加者減に拍車をかけるだけなのですが、「やる気の問題。やる気があるならサポートする」との回答でした。
それでも「困っていることがあったら相談に乗る」との言葉だけはいただけました。最悪、「民間のことなので無くなったら無くなったで、それは構わない」という回答が出ることも覚悟はしていたので、まずはギリギリ、といったところでしょうか。
まだまだ自分の未熟さを感じた今回の一般質問でした。