令和3年度の予算審査特別委員会による部門別審査が始まりました。一日目の今日は総務企画部門、財務部門、会計課等(議会事務局、選挙管理委員会、監査委員会)についての審査です。
財務部門審査の中で、4月1日より改訂される施設使用料及び減免基準の変更による財政的効果について質問しました。
当初はこの部分で1億円を確保する予定だったものが、「市民の理解が得られない」ということで、3,000万円に後退しました。市直営施設と指定管理施設での効果内訳を確認したのですが、指定管理料に反映された金額は1,875万円。ただし、それぞれの施設において徴収コストが増えるということも見込まれる、とのことでした。
今まで払ってこなかったものを払う、ということには抵抗が強いのでしょうが、施設をできる限り長く使っていくためには費用がどうしてもかかります。ご負担いただく方々にはどうかご理解いただきますようお願い申し上げます。
選挙管理委員会に対しては、議員就任当初から年代別投票率の公表を求めてきましたが、3年かかって今回の質疑でようやく公表されることが示されました。
今年度は高校生の傍聴が2校ありました。彼らの中には1年後の奥州市長・市議会議員選挙の際に選挙権がある人も含まれます。若年層の投票率向上が私の命題の一つです。その指標が示されることになりましたので、次の選挙、私の当落に関わらず、若年層の投票率が向上するように努めていきます。