教育厚生常任委員会の行政視察をオンラインで実施しました。相手先は熊本県山江村です。山江村は人口3,300人余りの小さな村ですが、平成23年から文部科学省のICT教育活用好事例の収集・普及・促進に関する調査研究事業における九州・沖縄ブロック発表校に指定され、ICT教育の歴史は10年にも及ぶ先進地です。GIGAスクール構想により一人1台のタブレット運用が夏休み明けから本格始動する奥州市にとって、参考になる事例となります。
教育長自らご説明いただきましたが、この方は当時中学校の校長としてICT導入に取り組まれた方でして、そのお話は非常に説得力のある内容でした。
まず、ICT教育を導入するだけでなく、しっかりと結果を求めていく姿勢は、奥州市として大いに学ぶべき点であると感じました。先生方のICT教育に対するモチベーションを保つために、何らかの研究指定を毎年受けている、という部分も同様です。
タブレットの持ち帰りは当然のこととして、「使っていて壊れるのは当たり前のこと」というスタンスも取り入れる必要があります。
ICT支援員として、地元出身で高校の情報教育学科の卒業生を採用している点も、地元雇用の創出にも繋がることであり、今後、市も積極的に検討すべきであると感じました。
山江村は既に継続的な指導体制の構築のフェイズに入っており、年に3回、全教員が参加する研修会を実施したり、研修会そのものをオンラインで開催しているなどもしています。
今回のオンライン視察は非常に有意義なものであり、10月に山江村で開催される熊本県の研究発表会もオンラインで視聴可能であることから、教育厚生常任委員会はもちろんのこと、市当局も視聴すべきであると感じ、進言させていただきました。
教育長自らご説明いただきましたが、この方は当時中学校の校長としてICT導入に取り組まれた方でして、そのお話は非常に説得力のある内容でした。
まず、ICT教育を導入するだけでなく、しっかりと結果を求めていく姿勢は、奥州市として大いに学ぶべき点であると感じました。先生方のICT教育に対するモチベーションを保つために、何らかの研究指定を毎年受けている、という部分も同様です。
タブレットの持ち帰りは当然のこととして、「使っていて壊れるのは当たり前のこと」というスタンスも取り入れる必要があります。
ICT支援員として、地元出身で高校の情報教育学科の卒業生を採用している点も、地元雇用の創出にも繋がることであり、今後、市も積極的に検討すべきであると感じました。
山江村は既に継続的な指導体制の構築のフェイズに入っており、年に3回、全教員が参加する研修会を実施したり、研修会そのものをオンラインで開催しているなどもしています。
今回のオンライン視察は非常に有意義なものであり、10月に山江村で開催される熊本県の研究発表会もオンラインで視聴可能であることから、教育厚生常任委員会はもちろんのこと、市当局も視聴すべきであると感じ、進言させていただきました。