会派視察として盛岡市役所、岩手大学を訪問してまいりました。
盛岡市役所では盛岡市独自のキャッシュレス決済システム、「MORIOペイ」について視察して参りました。これは「地域の中でお金をいかに循環させるか」という視点のもと、地域経済の振興策として導入されたものです。令和3年6月にスタートしたばかりですが、利用者や登録店舗は今のところ順調に増えているということでした。高ポイント還元キャンペーンや、リフォーム工事には6万ポイントの付与などといったサービスも実施されたとのことです。地域内での資金循環やなんらかの給付の際にはよりスピーディーに実施できるものでもあることから、今後も引き続き地域限定キャッシュレス決済システムについては研究して参ります。
その後、岩手大学内にあります地域連携推進センターも視察して参りました。この施設には奥州市からも共同研究員として1名派遣されており、市内の企業と岩手大学との連携のサポートにあたっております。センターの活動として、県内の他市町村とはどのような連携事業が進んでいるのか解説を受けたり、実際に奥州市内の企業が研究に活用した設備なども拝見させていただきました。現在は地元企業との連携という分野だけでの派遣となっておりますが、岩手大学の研究分野は幅広く、農業についてや、地域課題の解決といった分野での活用も期待できることから、さらなる連携体制の構築について促していく必要性を感じました。

