3年ぶりの開催となった一関市議会・平泉町議会との交流会。研修会では平泉町文化遺産センター参与の千葉信胤氏による「平泉の文化と伝統」というテーマの講演でした。
冒頭、「ここで言う平泉とは平泉町のことではなく、周辺地域を含む、奥州藤原氏の中心拠点として栄えた地域のことです。」から始まりました。当時の交通手段は徒歩ですので、1日で移動できる距離としては半径10kmが基準と考えられ、そうすると奥州市や一関市も「平泉」の一部となります。
アニメ映画「君の名は」を例えに、「奥の細道は松尾芭蕉による、義経伝説の聖地巡礼である」にはクスッとしましたし、納得もしました。
講演の最後に日本開発構想研究所の戸沼幸市理事長の「東北の州都を平泉に」という話の紹介がありました。
平成の大合併の時に、四方山話で「一関市まで含めて合併して、平泉の柳の御所跡地に市役所を作ればいいのに」なんて話をしていたのを思い出しました。