11月5日、6日に東京お台場で開催されたサイエンスアゴラ2022というイベントに参加してきました。すいません。最初に謝ります。視察として行ったのですが、余りにも内容が面白すぎて単純に楽しんで来てしまいました…(汗)。科学って楽しい!
国立天文台水沢VLBI観測所の本間所長のトークイベントがあったり、岩手県ILC推進局による紹介ブースがあったりなど、奥州市に関わりがあるという観点から参加してきました。(本間先生の追っかけ行為もあったことは否定しません)
東京まで視察として行くのには随分根拠が薄いな〜と思われるのは覚悟していますが、私は令和元年6月議会において、最初のブラックホール撮影成功を受けて「学術推進都市としてのまちづくりを考えては?」という一般質問をしております。ILC誘致に拘らず、広く学術を推進するまちとしてPRしていくことが、奥州市にとって重要である、という考えがあるからです。
その時の一般質問では、ちょうど日本学術会議が「学術会議の地方開催」を提唱した時期でもあるので、「奥州市もしくは岩手県での開催を誘致しては?」と提案したところでした。
今回は、そういった会議だけではなく、子どもから大人まで科学を体験できる機会を誘致することが大事、奥州市民がみんな「科学って楽しい!」って感じるまちを作りたいな、という思いからの視察でした。
そこで冒頭に戻ります。ホント、楽しかったです!いろんな分野の研究者や大学生、高校生、企業など、それも話を聞くだけじゃない、体験できる工夫がたくさんありました。それに子ども達、家族連れの来場者の姿が多く見受けられました。
ILC誘致運動が現在足踏み状態にある中、いきなり「ILCってこうなんだよ」「いいことなんだよ」と教えるんじゃなく、まずは「学術・科学ってこんなにいろんなことがあるんだよ」「楽しいんだよ」と伝えるところから改めて始めるべき、ということを強く感じました。
【サイエンスアゴラ2022特設サイト】