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令和5年度予算審査(総務企画部門、財務部門、会計課等)

今日から令和5年度予算の審査が始まりました。初日の今日は総務企画部門、財務部門、会計課・選挙管理委員会・議会事務局・監査委員会事務局が対象でした。

 

私がした質問の中からいくつかピックアップします。

 

まずは総務部門の中で「地域公共交通シンポジウム」の開催について内容をお伺いしたのですが、専門家による基調講演や事例発表の他、バス・タクシーの乗務員不足が申告なことからそれらへの就職相談コーナーや、車両の運転体験コーナーなどが検討されているとのことでした。

 

そこで、「地域公共交通としては車関係に注目しがちですが、鉄道も大事」との観点から、私の下に届いた「JR水沢駅のホームの階段のバリアフリー化をして欲しい」との声を紹介させていただいて、それについての状況をお尋ねしたところ、実は平成30年から協議はしていて、2つあるホームどちらにもエレベーターを設置すると当時の積算で4億円ほどかかり、地元自治体としてはその3分の1を負担する必要があるとうことで、費用捻出の関係から動けなかった。現在は原材料高騰の影響でもっと費用がかかるであろう、ということが明らかになりました。

 

そうは言ってもまちづくりの面的な観点から水沢駅の存在は重要であり、公共交通担当の中だけで考えるのではなく、他の部署ともしっかり協議して欲しいとお伝えしたところ、ある程度の賛同をいただけたのではないかと思っております。

 

それから財務部門の中で、公共施設の管理計画について質しました。令和3年3月に個別施設計画が策定されたのですが、2月に地区センター等の個別施設計画が改訂されていたり、計画より早く施設の老朽化が進んでいて統合や供用休止になった施設が出てきていることから、定期的に見直す体制を作るべきでは、と提案させていただきました。また、施設を所管している担当課に任せっきりではなく、全体を把握する機能の重要性も説きましたが、そこにどれだけ人的リソースを充てられるか、が課題であるとの回答でした。それはわからなくもないのですが、影響を受ける金額を考えると重要なのはそこではない、と思いますので、今後もしっかり注視して参ります。