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確定申告

定例会が終わって議会についての発信が落ち着いてくるので、変わり種の投稿をしてみます。本日、ギリギリで確定申告をしました。すっかり忘れていて、危なかったです。

 

奥州市議会の議員報酬や期末手当の割合が例規集で公開されていますので、それに他の諸手当を加えると、約560万円強となります。かなり大層な金額をいただいていると思います(1期目も7期目も同じ額です)。社会保険は私の場合、国保・国民年金。それから所得税や住民税を差し引くと、可処分所得がだいたい440万円となります。県や市の平均年収と比べれば全然高いです。

 

奥州市議会では議員のなり手不足についての調査研究を行っていますが、議員報酬との関わりでいくと、2020年3月に行われた北上市議会議員選挙では、その前に議員報酬を上げたのですが無投票に終わりました。議員のなり手不足は議員報酬の問題だけではない、というのが当に立証された選挙でした。

 

そうなってくると、報酬額だけではない、仕事の中身、というものをもっと積極的にアピールしていく必要が出てくるはずですし、立候補するハードルを下げる取り組みもしなくてはなりません。

 

「選挙に出たい人が出ればいい」では、無投票が続き、市政への関心度合いが下がる一方です。議員が当事者意識をもっと向かい合わなくてはならない問題です。

 

今回の確定申告をやりながら強く感じたことでした。