今日は自分の誕生日なのですが、テレビで東京MERを見ながらの晩酌でした。
ドラマを見ながら思ったこと。
例えば「奥州市でもMERを!」っていう話になると、それはやっぱり無理な話です。じゃあ奥州市って、どうしたらいいんだろう?と考えた時、「ヘリが着陸できる中山間地域の状況は把握しなきゃないな」と思いました。救急車じゃ間に合わなくても、ヘリなら、というケースはあるはずです。だから胆沢病院にヘリポートが建設されたわけです
次の段階で考えなきゃないことは、胆沢病院のキャパシティを超えたときにどうするか、ってことだと思います。施すべき医療レベルを考慮して、胆沢病院を圧迫しない体制を「前もって作っておく」ことです。
もちろん、災害時を想定した病院機能は、平時には負担でしかありません。それについて、市民を巻き込んだ議論が求められるのだと思います。「平時の負担がキツい!」となれば、キャパシティは小さくなります。
病院機能だけじゃない対応を、前もって考えておかなければなりません。先日、江刺病院の火災で、江刺支所で患者さんを一時的に預かる事態になりました。その経験を次ににどう活かすのか。自然災害発生時には、今回のレベルを超えますので江刺支所ですら受入れができません。
有事の後に騒ぐことはいくらでもできますが、大事なのはその前です。それに取り組むのが私の仕事なんだと、お酒を呑みながら感じたダメ人間です。うん、ただの酔っぱらいです…