1月28日に発生した埼玉県八潮市の道路陥没事故を受けて、第1回定例会を終えたばかりですが、下水道を所管する建設環境常任委員会で「下水道管の現状について」をテーマに所管事務調査を実施しました。調査項目は以下の通りです。
(1)現状と課題
(2)今後の対応について
(3)点検の実態について
(4)災害予防について
気になる部分の結論を最初に言えば、八潮市のような事故につながるおそれのある大きな管路は奥州市にはありません。とはいえ、だからといって何もしていないわけではなく、必要な点検はしっかりと実施しております。
奥州市には公共下水道、農業集落排水、コミュニティプラントの3種類の汚水処理管路があり、総延長は800kmを超えます。またもっとも古い施設は真城ケ丘団地のコミュニティプラントでそれが50年を迎えることから、令和7年度において公共下水道へ接続する工事を行い、以降も順次、長寿命化や耐震化を図っていく計画となっているということでした。